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リメインバランス・デー [その他]

今日、11月11日はイギリスではリメインバランス・デーと言って、非常に重要な日です。最近プレミアリーグを見ていると、監督の胸元に赤い花が着いているのにお気づきでしょうか?さらに先週末の試合ではアーセナルのユニホームにも同様の花が着いてました。あれはポピーの花で、11月に入るとイギリスではTVのニュースキャスターをはじめ、政治家や一般市民もポピーの花を胸に着けているそうです。

11月11日は日本の8月15日と同様の意味を持っていて、第一次世界大戦(Great War)の休戦協定が1918年11月11日に発行、同日午前11時に争い自体も終結を迎えています。今日の午前11時は国中で2分間の黙祷が捧げられ、その模様はBBCでも生中継されるようです。

リメンバランス・デーは別名ポピー・ディ(poppy day)とも呼ばれており、これは第一次世界大戦でもっとも過酷な状況だったと言われるフランドル戦線にて、戦いの後に驚くほど多くのポピーの花が咲いたことに由来しています。では、なぜポピーの花を皆が胸元につけるようになったのか?ですが、これは、フランドル戦線で戦っていたカナダ軍人により書かれた詩が元になっていると言われています。その詩に共感を得たアメリカ人女性がポピーの花を買い、自身で身につけて他を売り始め、1921年からは本格的に戦没者への募金を集めるために赤いポピーが売られ始めたそうです。

なんとも良いお話ですね。しかも、こういったことをフットボールの世界でも共感し、皆で追悼の意を表す。ちょっと感動しちゃいますね。
http://www.poppy.org.uk/
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